■「労災指定」の治療院です
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■トリガーポイント鍼治療
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トリガーポイントについて簡単に説明します。
トリガー(引き金)ポイント(部位)
主に筋肉(筋膜)ですが痛みやシビレなど身体の不調を起こしている原因部位
をいい、多くは症状が現れている部位とは関係のないところにあります。
トリガーポイントの形成
筋硬結(コリ)⇒・過労・不動・冷え・ストレス・睡眠不足⇒活動性トリガー
ポイント (コリが酷くなった状態)
活動性トリガーポイントの特徴
・索状硬結(筋線維がロープ状に塊・凝る)
・押すと強く痛む(ジャンプサイン)
・関連痛を引き起こす(特定パターンで遠隔部へ痛み・シビレが放散)
・症状の再現
トリガーポイントに鍼治療することにより、血液の流れを良くすることで、活動性
トリガーポイントは不活性化し、筋は柔らかくなり本来の働きを取り戻します。
今回は下肢の痛み・シビレ・感覚異常・筋力低下などを引き起こす中殿筋、
小殿筋について紹介します。
この2つの筋のトリガーポイントが活性化すると坐骨神経痛と同様な症状を
引き起こすことが知られています。
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■症例 典型的な中、小殿筋トリガーポイント鍼治療
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OHさん 76才
2か月前に旅行で歩き過ぎた為か、戻ってから右臀部〜下肢外側に痛みとシビレを
感じるようになった。(整形外科受診 レントゲン検査 異常なし)
定期的に通う整体院で7、8回治療するが改善なく友人に鍼治療をすすめられ当院
へ来院。 痛みは歩行、坐位→起立、右を下にした横向きで出現。
徒手検査成
下肢の外転、パトリック動作で下肢外側に痛みが出る。また中・小殿筋の押圧で強い
圧痛と関連痛が下肢外側全体へ(下はくるぶし迄)出る。
治療
右中・小殿筋トリガーポイント6ヶ所への刺鍼で、患者さんが感じている痛みが再現。
その他、同様治療5回にて治癒。
下肢まで痛む場合、坐骨神経痛と間違われることもありますが、
神経痛 → 必ず神経の経路に沿って痛む。
トリガーポイント → 各筋肉の関連痛領域が痛む(ほぼ決まったパターンがある)
といった違いがあります。
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中、小殿筋のトリガーポイント&関連痛
この2筋のトリガーポイントは下肢先端の母趾、母趾ウラ、
小趾球まで痛みとシビレを放散することもあり
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