■「労災指定」の治療院です
たつお治療院

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 膝痛A

  
■膝痛情報

  関節注射(ヒアルロン酸)の効果

  ・関節軟骨の保護
  ・炎症抑制作用
  ・潤滑機能の改善(すべりがよくなる)
  ・関節液の性状改善

   人によってヒアルロン酸の効果は様々です。医師より勧めがあったときは打ってみる
   べきかと思います。(ですが数回打って変化がなければ貴方の膝痛には無効かも…)


   
階段昇降での膝の痛みと原因

  階段を降りる時→ 膝の屈曲(曲げる必要)
  ・膝のニーインが起こる
  ・膝蓋骨(お皿)と大腿骨の問題(膝蓋大腿関節に圧力がMAXかかる)
  
  階段を昇る時→ 膝を伸展(伸ばす)必要
  ・膝を伸ばす筋(四頭筋)に問題あり
  ・筋力が弱い
 
  *膝を伸ばすときに膝蓋骨は大腿骨上を上方へ動き、曲げるときは下方へ移動します。

  

  
伸展制限と屈曲制限について
  
  伸展制限(膝が曲がったままで完全に伸びない)
  
  膝は真っ直ぐ伸びることで安定し伸びないと、不安定で筋力低下(内側広筋)を起こし
  ます。 ですから伸展制限を改善→ 痛みの緩和→ 再発防止

  屈曲制限 ・階段を降りることが難しい
         ・正座ができない

  *膝の可動域低下は膝痛悪化だけでなく、膝痛を招くことにもなります。
  *年齢とともに膝は伸びにくくなり、又下腿骨(スネ)を外旋(外ねじれ)を
  起こし易くなります


  膝痛、ケガや外傷を除けば、痛みの始めりは
8、9割は、ねじれが原因とされています。
  一般の方には馴染みがないかもしれませんが、医療人(膝痛治療)には常識となって
  います。ねじれ初期の段階で治療すれば、症状にもよりますが、1、2回の治療で治る
  方もおられます。

  是非、パソコンやスマホで、
「ねじれ 膝」と検索してみてください。

  膝痛の原因や治療など様々な情報を得ることができます。



  

     膝のねじれとは大腿骨に対して、脛骨(下腿骨)が外にねじれた状態で外旋と
    言います。外ねじれを起こした状態で生活していると痛み・腫れ・関節水腫(水が
    溜まる)といった症状が出てきます。
    通常は写真@のようにお皿の下に脛骨粗面(ぴょこっと出た骨の突起)はありま
    ますが、外ねじれを起こした膝ではお皿の外下方に存在してきます。点線で囲ん
    だ上がお皿(膝蓋骨)で、お皿の下で囲んだ部分が脛骨粗面。

    この外ねじれは、股関節、下肢筋緊張・筋力低下、足関節の問題で起こりますが、
    この状態で生活していると、膝や周辺組織にストレスがかかり、膝蓋下脂肪体、
    膝蓋腱・支帯、内側側副靭帯、薄筋、半膜様筋、膝裏の膝窩筋、半月板、鵞足、
    伏在神経など、周辺組織に痛みがでてきます。
    膝及び周辺組織で最も痛みの原因となりやすい組織は膝蓋下脂肪体になります。
    (お皿周辺の痛みの多く)
    膝蓋下脂肪体についての説明と症例についてお話します。
    図のように日暴対は、お皿の下にあるゼリー状の組織で関節運動を円滑にしたり、
    クッションの役割をします。痛み神経や血管も多く存在するため、ねじれや打撲に
    よって痛むことも腫れることも多々あります。慢性化すると線維化して少し固く
    なり、慢性痛の原因となります。


   

   
 【 症例1 70代 女性 】

    駅の階段を昇り降りして右膝を痛める。
    翌朝、痛み腫れ歩行痛のため、整形外科受診。レントゲン検査(−)痛み止め注射
    3日経過後も痛み残るため、当院来院。
    歩行では右足に荷重すると右膝側下方に痛みがあり少しの浮腫もあり、軽い屈伸有。
    痛みはお皿内下方の脂肪体にあり膝を観ると大腿骨内旋(内股)下腿外旋している。
    結果、外ねじれ状態。
    治療は、ねじれ矯正治療と脂肪体鎮痛処置。治療後、歩行痛が少し軽減。
    自宅でのねじれ矯正セルフケアをご指導して、1週間後の来院時には腫れ、屈伸、
    歩行痛は消失。お皿周辺の痛みの多くは脂肪体痛である。炎症が軽ければ、
    2〜3回の治療で痛みが軽減・消失場合も少なくありません。
    女性に多い内股の多くは、相対的に下腿の外ねじれを起こしていることが多い。

    





   

   ■鵞足炎(ガソクエン)

    鵞足は縫工筋・薄筋・半腱様筋が脛骨に付着する部位をいいます。
    主にねじれが原因で3つの筋や付着部位に炎症が起こり、膝痛になります。
    最も多いのが、薄筋が原因の痛みです(伸長や摩擦刺激を受けやすい)
    鵞足炎は外ねじれがあると痛みが慢性化しやすいので、ねじれ改善と組織別治療
    が重要となります。

   


   【 症例2 60代 女性 】

   テニスをしていて右膝を痛める(これまでも慢性軽度な痛みあり)
   痛めてから2週間経過しているためか、強い腫れや熱感はなし。
   歩行痛は軽度で階段を降りる時に、膝内側が痛む。
   下腿の外ねじれがあるため基本のねじれ治療と内側の薄筋鎮痛処置。
   治療後歩行・屈伸痛が少し改善。
   その後、2回の治療と指導したセルフケアで生活での痛みは消失。
   休んでいたテニスも再開。
   膝内側痛では膝蓋下脂肪体の痛みに次いで多いのが、薄筋で鵞足炎になります。
   外ねじれが継続すると、伸長・摩擦刺激によって痛みがでます。バレーボールや
   テニス等膝を曲げるスポーツではニーインにより一瞬で痛みが出ることもあります。

   




   
■このような方は膝がねじれている可能性が高い

  ・O脚、X脚、膝下O脚
   ・ガニ股、内股
   ・現在または過去に横座り・おばあちゃん座り(お姉さん座り)をしていた
   ・過去に酷い捻挫の既往がある
   ・高齢(多くが外ねじれ膝で完全に膝が伸びにくくなっている)



  
■ねじれ膝を改善することの効果

   ・膝痛を予防できる(治すことができる)
   ・O脚の進行を止めることができる

   *外傷、ケガ以外によって起こる膝痛の9割が、ねじれが原因と言われています。
    ねじれがあると膝周辺組織の膝蓋下脂肪体、筋肉、靭帯、伸長・摩擦・圧縮
    刺激によって痛んできます。
    膝は、ねじれているだけでは痛みませんが、組織にかかる負担が長引いたり
    強すぎると痛みを発するようになります。外ねじれが長引くとO脚になることも
    わかっています。


   このHPの資料は筆者/園部俊晴・発行所/運動と医学の出版社 を参考に掲載させて
   頂いております。膝痛治療をする私のバイブルとなった本でお薦めの一冊です。



 
【たつお治療院】広島市安芸区中野2-5-5 / 【TEL・FAX】082(892)3899
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